複数辞典一括検索+![]()
![]()
せま・る [2] 【迫る・逼る】 (動ラ五[四])🔗⭐🔉
せま・る [2] 【迫る・逼る】 (動ラ五[四])
(1)間隔が小さくなる。「―・った眉」「峡―・り水窄(セバ)まり/日本風景論(重昂)」
(2)すぐ近い所まで寄る。「危険が―・る」「敵陣に―・る」「裏に崖の―・った土地」「核心に―・る」「禿山が一つ,群を抜きんでて眉に―・る/草枕(漱石)」
(3)時刻・期限などが近づく。「締め切りが―・る」
(4)それとほとんど違わなくなる。「兄弟子に力量が―・る」「真に―・った演技」
(5)ある感情がこみあげて胸が苦しくなる。「悲しくなつて,胸が―・つて,涙が流れて/多情多恨(紅葉)」
(6)行き詰まる。窮地に立つ。「何処か―・らない鷹揚な気象がある/それから(漱石)」「必要に―・られる」
(7)強い態度で相手に対する。「復縁を―・る」
(8)不足する。「五穀登(ミノ)らずして百姓―・り乏(トモ)しからむと/日本書紀(仁徳訓)」「水ガ―・ッタ/日葡」
〔形容詞「せばし」と同源。「迫(セ)む」に対する自動詞〕
大辞林 ページ 147821 での【迫る動ラ五[四]】単語。