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せ・める [2] 【責める】 (動マ下一)[文]マ下二 せ・む🔗🔉

せ・める [2] 【責める】 (動マ下一)[文]マ下二 せ・む 〔「迫(セ)む」と同源〕 (1)言葉で追いつめる。(ア)落ち度がある,お前の責任だといって相手をとがめる。非難する。「怠慢を―・める」「ひとの非を―・める」(イ)しきりに言い立てて自分の思いどおりにさせる。するように求める。せがむ。「おもちゃを買ってくれと子供に―・められる」「兼房急ぎ連れて参れと―・め給へば/義経記 8」 (2)苦しめる。悩ます。「気が―・めてならなんだから/高野聖(鏡花)」「秋はしぐれに袖を貸し,冬は霜にぞ―・めらるる/古今(雑体)」「飢渇の苦しみに―・められて/沙石 2」 (3)目的を達するために,積極的にはたらきかける。「泣き落としの手で―・めてくる」 (4)拷問する。「―・めて白状させる」 (5)ある動作を一心に行う。「―・めず心をこらさざる者,誠の変化を知るという事なし/三冊子」 (6)馬を乗り慣らす。「ウマヲ―・ムル/日葡」

大辞林 ページ 147831 での責める動マ下一単語。