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そう-か サウ― [1] 【早歌】🔗🔉

そう-か サウ― [1] 【早歌】 〔「そうが」とも〕 鎌倉時代に貴族・武士・僧侶の間に流行した歌謡。特に,鎌倉武士に愛好された。詞章はかなりの長文で,物尽くしや道行き,名詞の列挙が多く,七五調を基調とする。初めは伴奏なしの扇拍子で,のちには尺八の伴奏で歌われた。音楽的には謡曲に受け継がれた。宴曲。現爾也娑婆(ゲニヤサバ)。理里有楽(リリウラ)。はやうた。「法師の無下に能なきは,檀那すさまじく思ふべしとて,―といふことを習ひけり/徒然 188」

大辞林 ページ 148042 での早歌単語。