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ぞう-がん ザウ― [0] 【象眼・象嵌】 (名)スル🔗🔉

ぞう-がん ザウ― [0] 【象眼・象嵌】 (名)スル (1)工芸品の加飾法の一。地の素材を彫って,その部分に他の材料をはめこんで模様を表す技法。主に彫金で用いるが,木・陶磁・蒔絵(マキエ)などでも用いる。彫金では糸象眼・平象眼・布の目象眼・高肉象眼などがある。「純金に類ひ稀なる金剛石を三つ―したる/谷間の姫百合(謙澄)」 (2)印刷で,鉛版などの修正箇所をくりぬき,別な活字や版をはめこんで訂正すること。 (3)泥絵(デイエ)のこととも,色糸または金泥で細く縁取りをすることともいう。ぞうが。「地摺りの唐の薄物に―重ねたる御裳など/枕草子 278」

大辞林 ページ 148052 での象眼名単語。