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だいじょう-だいじん ダイジヤウ― [5] 【太政大臣】🔗🔉

だいじょう-だいじん ダイジヤウ― [5] 【太政大臣】 (1)律令制で,太政官を総括する官職。左右大臣の上位に位置するが,適任者がなければ欠官とされた(則闕官(ソツケツノカン))。職掌も定められておらず名誉職としての色彩が濃く,関白・摂政・内覧などの宣旨を伴わないかぎり実権はないものとされた。おおいまつりごとのつかさ。おおきまつりごとのおおまちぎみ。おおまつりごとのおおまえつぎみ。おおきおおいもうちぎみ。おおきおおいどの。おおきおとど。大相国。 (2)明治政府の太政官の最高官職。天皇を助け,国政全般を統轄する。1871年(明治4)設置。85年廃止。一般に律令制におけるものと区別して,慣習的に「だじょうだいじん」と読まれる。

大辞林 ページ 148507 での太政大臣単語。