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たま [2] 【玉・珠・球・弾】🔗⭐🔉
たま [2] 【玉・珠・球・弾】
(1)球形のもの。(ア)丸い形状のもの。また,丸い形状にしたもの。《玉》「目の―」「こんにゃく―」「毛糸の―」「うどん―」(イ)特に,水滴・涙など球状のもの。《玉》「―の汗」「涙の―」「―の露」(ウ)野球・ゴルフ・ビリヤードなどのボール。《球》「沈む―」「速い―を投げる」(エ)(「弾丸」とも書く)鉄砲の弾丸。《弾》「―をこめる」(オ)電球。《球》「―がきれる」(カ)眼鏡などのレンズ。《玉》「―がくもる」(キ)算盤(ソロバン)玉のこと。《玉・珠》「―を置く」(ク)睾丸(コウガン)。きんたま。《玉》「―を抜く」
(2)(「璧」とも書く)丸い形をした美しい宝石。《玉・珠》(ア)みがいた鉱石や真珠など。「―をちりばめる」「竜の頸に五色にひかる―あり/竹取」(イ)転じて,価値あるもの,すぐれたもの,いつくしむべきもの,などのたとえにいう語。「掌中の―」「―のような男の子」「艱難(カンナン)汝(ナンジ)を―にす」
(3)女性のこと。また,女性の美しさ。《玉》「美しき―を盗み親分に預け/洒落本・客者評判記」
(4)芸者や遊女など客商売の女性。《玉》「上―」
(5)人物。その人品や器量をうんぬんする時にいう語。あざけっていう場合にも用いる。《玉》「その役がつとまる―ではない」「あいつもいい―だぜ」
(6)計略・策略などの手段に用いる,人や金銭。「このにせ金を―に使うて/歌舞伎・韓人漢文」
(7)玉落ちに使う丸めた紙。
→玉落ち
(8)名詞の上に付けて接頭語的に用いる。《玉》(ア)美しいもの,すぐれているものをほめていう。「―垣」「―くしげ」(イ)球形のものである意を添える。「―砂利」「―ねぎ」
大辞林 ページ 148940 での【玉】単語。