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たま-くしげ 【玉櫛笥】🔗⭐🔉
たま-くしげ 【玉櫛笥】
■一■ [4] (名)
櫛笥(クシゲ)の美称。
■二■ (枕詞)
(1)櫛笥の「ふた(蓋)」「み(身)」ということから,「二上山」「三室(ミムロ)の山」などにかかる。「―二上山に月傾きぬ/万葉 3955」
(2)櫛笥を開く意から,「あく」「ひらく」などにかかる。「―明けまく惜しきあたら夜を/万葉 1693」
(3)地名「蘆城(アシキ)の川」(かかり方未詳)「奥に思ふ」などにかかる。「―蘆城の川を今日見ては/万葉 1531」「あきづ羽の袖振る妹を―奥に思ふを見たまへ我(ア)が君/万葉 376」
大辞林 ページ 148951 での【玉櫛笥】単語。