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つれ-づれ 【徒然】🔗🔉

つれ-づれ 【徒然】 〔「連(ツ)れ連(ヅ)れ」で,長く続くさま,思い続けるさまをいう〕 ■一■ [0] (名) 何もすることがなくて退屈であること。所在ないこと。手持ちぶさた。「老後の―を慰める」「―わぶる人はいかなる心ならん/徒然 75」 ■二■ (形動ナリ) (1)するべきことがなくて所在ないさま。退屈。無聊(ブリヨウ)。「―なるままに,日暮し硯に向かひて/徒然(序)」 (2)何事も起こらずさびしいさま。静寂。「いと―に,人目も見えぬ所なれば/源氏(東屋)」 ■三■ (副) (多く「と」を伴って) (1)その状態でずっと。「まどひ来たりけれど,死にければ,―と籠り居りけり/伊勢 45」 (2)つくづく。つらつら。「顔を―眺むれば,梅川いとど胸づはらしく/浄瑠璃・冥途の飛脚(下)」

大辞林 ページ 149862 での徒然単語。