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て-さ (連語)🔗🔉

て-さ (連語) 〔接続助詞「て」に間投助詞「さ」の付いたもの。上に来る語によっては「でさ」となる。近世江戸語以降の語〕 (1)文中で,「て」によって調子を整えつつ,「さ」によって語句を軽く指示し,相手に念を押す意を表す。「まず郵便局に寄っ―,それから銀行に行ったんだ」「雨がやんでさ,虹が出たんだ」 (2)文末の打ち消し表現のあとに添えて,相手の言葉に対して反駁する気持ちなどを表す。「『君知ってるかい』『知らなくっ―』」「『ほんにほんに,いつも若い元気だ』『わかくなく―』/滑稽本・浮世風呂 2」

大辞林 ページ 150032 での連語単語。