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て-さき [3] 【手先】🔗🔉

て-さき [3] 【手先】 (1)手の先。指先。また,手や指の使い方。「―がつめたい」「―が器用だ」 (2)他人の意のままに使われる者。手下。「悪者の―」 (3)部隊の先頭。先鋒。「―をまくりて中を破らんとするに/太平記 26」 (4)江戸時代,町奉行配下の同心の下働きをした者のうち,無給の者。目明かし。 (5)雁股(カリマタ)の鏃(ヤジリ)の先。 (6)兜(カブト)の吹き返しの前方の称。 (7)〔建〕(ア)扉の釣り元から最も遠い部分。(イ)二枚畳みの唐戸の,枠に遠い方の戸。(ウ)土蔵の扉の召し合わせ部分につけられた段。(エ)建築の斗組(マスグ)みで,壁面より前方へ突き出ている斗組み。組み方によって一手先(ヒトテサキ)(出組)・二手先・三先手(ミテサキ)などと呼ぶ。

大辞林 ページ 150033 での手先単語。