複数辞典一括検索+

てんだい-ほんがくろん 【天台本覚論】🔗🔉

てんだい-ほんがくろん 【天台本覚論】 平安後期に始まり,中世に盛行した日本天台宗の現実や欲望を肯定的に捉える理論。本覚の解釈を拡大して,現実の世界や人間の心がそのまま真理であり,本覚そのものの姿であると説き,煩悩と菩提を同一のものとし,修行を軽視する傾向をもつ。天台本覚思想。

大辞林 ページ 150243 での天台本覚論単語。