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と-か (連語)🔗🔉

と-か (連語) □一□〔格助詞「と」に副助詞「か」の付いたもの〕 不確かな想像や伝聞などを表す場合に用いられる。「あの人の祖父は今も達者で,九十いくつ―だそうです」「山本さんは具合が悪く,寝たっきりだ―聞いている」「山田―いう人」 □二□〔格助詞「と」に係助詞「か」の付いたもの〕 {□一□}に同じ。文中に用いて,文末の語句と呼応する場合と,文末に用いられる場合とがある。「五月雨の空もとどろにほととぎす何を憂し―夜ただなくらむ/古今(夏)」「秋の月山辺さやかに照らせるは落つるもみぢのかずを見よ―/古今(秋下)」 〔□二□が古い用法で,中世前期以前のもの。中世後期以降,□一□の用法が一般的となる〕

大辞林 ページ 150548 での連語単語。