複数辞典一括検索+

ところ-に (接助)🔗🔉

ところ-に (接助) 〔形式名詞「ところ」に格助詞「に」の付いたものから。中世末期から近世へかけての語〕 活用語の連体形に接続する。 (1)(順接条件を表す用法)前の事柄が起こった後,引き続き後の事柄が起こることを表す。「オノオノコノ儀モットモト同心シテ選ブ―,孔雀サシデテ言ウワ/天草本伊曾保」 (2)(逆接条件を表す用法)前の事柄が考えられるのに対して,予期に反する事柄が次に起こることを表す。「身に逢うたらば悦ばう―,却つて手向ひするは何事ぞ/歌舞伎・なぐさみ曾我」

大辞林 ページ 150657 での接助単語。