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とて-も (連語)🔗⭐🔉
とて-も (連語)
〔格助詞「とて」に係助詞「も」が付いたもの〕
(1)…だといっても。…だって。「いつ―月はかくこそあれとて,思ひ分かざらん人は/徒然 212」
(2)…というにつけても。「『…げにこそ心細き夕べに侍れ』―,泣きぬ/源氏(葵)」
(3)上の事実を一応肯定しながら,上の事実に相反する事実が下に現れる場合に用いる。…といっても,やはり。…けれども。「心のみへだてず―たび衣/十六夜」
(4)仮定を表す。…としても。「今の客が見つけて引きずり出して踏む―,何と言訳あるものぞ/浄瑠璃・生玉心中(上)」
大辞林 ページ 150736 での【連語】単語。