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とふ-の-すがごも 【十編の菅薦】🔗🔉

とふ-の-すがごも 【十編の菅薦】 〔「ふ」は編み目の意〕 (1)編み目が一〇の,菅で編んだむしろ。東北地方で産した。「今も年々―を調へて国守に献ず/奥の細道」 (2)〔古歌の「みちのくの十編の菅薦七婦(ナナフ)には君をしなして三編(ミフ)に我寝ん」をふまえて〕 男のそばに女が添いふすこと。「―七婦には,君の御寝姿を見て,夢も結ばず/浮世草子・男色大鑑 2」

大辞林 ページ 150787 での十編の菅薦単語。