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とぶとり-の 【飛ぶ鳥の】 (枕詞)🔗🔉

とぶとり-の 【飛ぶ鳥の】 (枕詞) 地名「明日香(アスカ)」にかかる。朱鳥元年に瑞鳥の出現によって改元したのを記念して「明日香」の枕詞としたとも説かれるが,かかり方未詳。「―明日香の川の上つ瀬に生ふる玉藻は/万葉 194」

どぶ-どろ [0] 【溝泥】🔗🔉

どぶ-どろ [0] 【溝泥】 下水の底にたまっている泥。どぶからさらい出した泥。

どぶ-ねずみ [3] 【溝鼠】🔗🔉

どぶ-ねずみ [3] 【溝鼠】 (1)ネズミ科の哺乳類。アジア中央部の原産で,現在では世界中に広く分布するイエネズミの一種。頭胴長20センチメートル,尾長18センチメートルほど。背面は褐色,腹面は灰白色。夜行性で水辺を好み,泳ぎや潜水が巧み。床下や下水に多く,野外にもすむ。雑食性。実験動物化されたものをラットといい,全身白色のものはシロネズミとも呼ばれる。七郎鼠。ノルウェーネズミ。 (2)〔(1)の体色から〕 暗灰色。濃いねずみ色。 (3)主人の目をかすめて金銭をごまかすなど悪い事をする使用人。

とふ-の-すがごも 【十編の菅薦】🔗🔉

とふ-の-すがごも 【十編の菅薦】 〔「ふ」は編み目の意〕 (1)編み目が一〇の,菅で編んだむしろ。東北地方で産した。「今も年々―を調へて国守に献ず/奥の細道」 (2)〔古歌の「みちのくの十編の菅薦七婦(ナナフ)には君をしなして三編(ミフ)に我寝ん」をふまえて〕 男のそばに女が添いふすこと。「―七婦には,君の御寝姿を見て,夢も結ばず/浮世草子・男色大鑑 2」

とぶ-ひ [0] 【飛ぶ火・烽】🔗🔉

とぶ-ひ [0] 【飛ぶ火・烽】 古代,辺境の地から外敵の襲来などの変事を都に急報するための設備。山上などに壇を築き,草や薪を燃して昼は煙,夜は火によって隣接の飛ぶ火に順次伝えた。また,その火や煙。664年に対馬・壱岐・筑紫国等に初めて設置。 →烽(ホウ) →狼煙(ノロシ)

とぶひの 【飛火野】🔗🔉

とぶひの 【飛火野】 奈良市春日野の別称。古代,飛ぶ火の設備があった。((歌枕))「春日野の飛ぶ火の野守出でてみよ今いくかありて若菜摘みてむ/古今(春上)」

トフラー Alvin Toffler🔗🔉

トフラー Alvin Toffler (1928- ) アメリカの未来学者。著「未来の衝撃」「第三の波」で情報化社会の到来を説く。

大辞林 ページ 150787