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ども (接助)🔗⭐🔉
ども (接助)
〔接続助詞「ど」に係助詞「も」の付いたものから〕
活用語の已然形に接続する。
(1)接続助詞「ど{(1)}」に同じ。…が。…けれども。「弓矢をとり立てむとすれ―,手に力もなくなりて/竹取」「秋来ぬと目にはさやかに見えね―風の音にぞおどろかれぬる/古今(秋上)」
(2)接続助詞「ど{(2)}」に同じ。たとえ…たとしても。「法師は,聖といへ―,あるまじき横ざまのそねみ深く,うたてあるものを/源氏(薄雲)」「この泊り,遠く見れ―,近く見れ―,いとおもしろし/土左」
(3)単に上の事柄と下の事柄とを接続するのにも用いられる。「風吹き波はげしけれ―,神さへいただきに落ちかかるやうなるは/竹取」
〔現代語では,「といえども」「行けども行けども」など,限られた言い方の中でしか用いられない。「彼といえ―,この暑さにはすっかり参ってしまった」「行け―行け―海岸が続く」〕
大辞林 ページ 150814 での【接助】単語。