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ども (接助)🔗🔉

ども (接助) 〔接続助詞「ど」に係助詞「も」の付いたものから〕 活用語の已然形に接続する。 (1)接続助詞「ど{(1)}」に同じ。…が。…けれども。「弓矢をとり立てむとすれ―,手に力もなくなりて/竹取」「秋来ぬと目にはさやかに見えね―風の音にぞおどろかれぬる/古今(秋上)」 (2)接続助詞「ど{(2)}」に同じ。たとえ…たとしても。「法師は,聖といへ―,あるまじき横ざまのそねみ深く,うたてあるものを/源氏(薄雲)」「この泊り,遠く見れ―,近く見れ―,いとおもしろし/土左」 (3)単に上の事柄と下の事柄とを接続するのにも用いられる。「風吹き波はげしけれ―,神さへいただきに落ちかかるやうなるは/竹取」 〔現代語では,「といえども」「行けども行けども」など,限られた言い方の中でしか用いられない。「彼といえ―,この暑さにはすっかり参ってしまった」「行け―行け―海岸が続く」〕

ども 【共】 (接尾)🔗🔉

ども 【共】 (接尾) (1)名詞に付いて,そのものが二つ以上であることを表す。「者―進め」「犬―」「こまごましたこと―」 〔人を表す場合,現代語では「たち」にくらべて敬意が低く,目下の者や見下した意味合いに用いられる。「野郎―」「若造―」〕 (2)一人称の代名詞に付いて,謙譲の意を添える。「わたくし―の責任です」「てまえ―の店では扱っておりません」 (3)人を表す名詞に付いて,相手への呼び掛けに用いる。「嫗―,いざたまへ/大和 156」

とも-あえ ―アヘ [0] 【共和え】🔗🔉

とも-あえ ―アヘ [0] 【共和え】 魚介類の身を具とし,あえ衣に肝を使うなど,あえるものとあえ衣の材料が同じであるようなあえもの。アンコウ・アワビなどが用いられる。

ド-モアブル Abraham de Moivre🔗🔉

ド-モアブル Abraham de Moivre (1667-1754) フランスの数学者。イギリスに渡って永住。複素数に関するド=モアブルの公式,確率論に関するド=モアブル・ラプラスの定理などで有名。

大辞林 ページ 150814