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どよ・む 【響む】🔗⭐🔉
どよ・む 【響む】
〔平安中期頃まで「とよむ」と清音〕
■一■ (動マ五[四])
(1)多くの人が大声をあげて騒ぐ。どよめく。「車上の見物は漸く我に復りて―・めり/義血侠血(鏡花)」「あれ狐よと―・まれて/徒然 230」
(2)大きな物音や鳴き声で,あたりが鳴りひびく。「大海の水底―・み立つ浪の/万葉 1201」「さ野つ鳥雉(キギシ)は―・む/古事記(上)」
(3)ずきずき痛む。うずく。「今日は土用の入り,それでか跡がきつう―・む/浄瑠璃・大経師(中)」
■二■ (動マ下二)
鳴りひびかせる。「あしひきの山彦―・めさ雄鹿鳴くも/万葉 3680」
大辞林 ページ 150837 での【響む】単語。