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ない-しょう [3][0] 【内証】🔗⭐🔉
ない-しょう [3][0] 【内証】
(1)仏教で,自分の心のうちで真理を悟ること。また,心の中で体験する悟り。内心の悟り。
(2)「ないしょ(内緒){(1)}」に同じ。「今,目の前でいただくも,―にて状でいただくも,同し事と/浮世草子・一代男 7」
(3)「ないしょ(内緒){(2)}」に同じ。「おもては立派で―はくるしい/黄表紙・金生木」
(4)「ないしょ(内緒){(3)}」に同じ。「―より内儀声を立て/浮世草子・諸国はなし 1」
(5)「ないしょ(内緒){(4)}」に同じ。「あれ程うつくしきはまたもなきに,天神になしけるは―に悪き事のありや/浮世草子・一代女 2」
(6)表向きにしないで,内々にしてある考えや意向。「御―にかなふ事をつとめらるるごとく/どちりなきりしたん」
(7)他人の妻妾を敬っていう語。内室。「御亭主はまだか。御―は/洒落本・遊子方言」
(8)身内(ミウチ)。親族。「私は―の者でござる/狂言記・鱸庖丁」
大辞林 ページ 151001 での【内証】単語。