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なは・る (動ラ四)🔗⭐🔉
なは・る (動ラ四)
〔「なさる」の転。近世後期の遊里語として用いられ,のち一般にも用いられるようになった〕
(1)「する」の尊敬語。なさる。せられる。「南でするやうな事―・ると中居が興をさます/洒落本・浪花色八卦」
(2)(補助動詞)
動詞の連用形(「お」を冠することがある)に付いて,尊敬の意を表す。お…なさいます。「本町の福さんが来―・つて,…わつちをせめ―・るから/洒落本・五臓眼」「ちつとおよん―・いましな/滑稽本・浮世風呂 2」
〔(1)助動詞「ます」が付くとき,「なはります」「なはいます」の二形があり,さらに転じて「なはりやす」「なはいやす」「なはいす」などの形も用いられる。(2)命令形には「なはれ」「なはい」の二形がある〕
大辞林 ページ 151211 での【動ラ四】単語。