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なよ・ぶ (動バ上二)🔗🔉

なよ・ぶ (動バ上二) (1)(紙や衣服が)しなやかである。糊けが落ちてなよなよしている。「されどこの―・びたる衣をいかにせん/即興詩人(鴎外)」「―・びたる御衣(オンゾ)ども脱い給うて/源氏(夕霧)」 (2)なよなよとしている。ものやわらかに振る舞う。「御心,―・びたる方に過ぎて,強きところおはしまさぬなるべし/源氏(賢木)」 〔連用形「なよび」しか用例が見えず四段活用とする説もある〕

大辞林 ページ 151260 での動バ上二単語。