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ぬす・む [2] 【盗む・偸む】 (動マ五[四])🔗🔉

ぬす・む [2] 【盗む・偸む】 (動マ五[四]) (1)他人の物をひそかに自分のものにする。とる。「宝石を―・む」「現金だけ―・まれた」 (2)他人の技芸や作品,考えや行動などをひそかにまねる。わきから見て他人の技術などを習得する。「師匠の芸を―・む」「人のアイディアを―・む」 (3)人に知られないよう,こっそり…する。ごまかす。「母親の目を―・んで漫画を読む」「足音を―・む」「言はずて言ひしと我が―・まはむ/万葉 2573」 (4)(野球で)盗塁する。「二塁を―・む」 (5)ひそかに妻とする。また,こっそり異性と通じる。「物語の姫君の人に―・まれたらむあしたの様なれば/源氏(蜻蛉)」 (6)音曲で,ある文字を発音しないでうたう。「かやうに間々に皆一律を―・めるに/徒然 219」 [可能] ぬすめる [慣用] 生を―・暇を―・禄(ロク)を―

大辞林 ページ 151640 での盗む動マ五[四]単語。