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ね🔗⭐🔉
ね
〔近世江戸語以降の語。「ねえ」の形でも用いられる〕
■一■ (終助)
文の末尾に用いられる。
(1)軽い詠嘆を表す。「皆さん仲良しでいいわ―」「あら,すてきな洋服―」
(2)軽く念を押す気持ちを表す。「ぼくの気持ちとは違うようだ―」「そんな気がします―」
(3)相手の同意を求める気持ちを表す。「ほんとにあした来て―」「遅刻しちゃってごめんなさい―」
(4)(多く疑問を表す語と共に用いて)問いかける気持ちを表す。「それはいったい何か―」「あの方,どなたでいらっしゃいましょう―」
■二■ (間投助)
文節の末尾に付いて用いられる。語勢を添えたり,声のつなぎとしたりするために,適宜文節末にさしはさまれる。
(1)「町へ出て,それから―,映画を見たんだ」「私―,その秘密知っているの」
(2)(「あのね」「だね(ですね)」「そうだね(そうですね)」などの形で)感動詞的に用いられる。「あの―,お願いがあるの」「そうだ―,やっぱり難しいな」
大辞林 ページ 151664 での【ね】単語。