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〔近世江戸語以降の語。「ねえ」の形でも用いられる〕 ■一■ (終助) 文の末尾に用いられる。 (1)軽い詠嘆を表す。「皆さん仲良しでいいわ―」「あら,すてきな洋服―」 (2)軽く念を押す気持ちを表す。「ぼくの気持ちとは違うようだ―」「そんな気がします―」 (3)相手の同意を求める気持ちを表す。「ほんとにあした来て―」「遅刻しちゃってごめんなさい―」 (4)(多く疑問を表す語と共に用いて)問いかける気持ちを表す。「それはいったい何か―」「あの方,どなたでいらっしゃいましょう―」 ■二■ (間投助) 文節の末尾に付いて用いられる。語勢を添えたり,声のつなぎとしたりするために,適宜文節末にさしはさまれる。 (1)「町へ出て,それから―,映画を見たんだ」「私―,その秘密知っているの」 (2)(「あのね」「だね(ですね)」「そうだね(そうですね)」などの形で)感動詞的に用いられる。「あの―,お願いがあるの」「そうだ―,やっぱり難しいな」

大辞林 ページ 151664 での単語。