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ね・る [1] 【練る・錬る・煉る】🔗🔉

ね・る [1] 【練る・錬る・煉る】 ■一■ (動ラ五[四]) □一□(他動詞) (1)餡(アン)などを火にかけて,こね固める。《練・煉》「餡を―・る」 (2)膏薬(コウヤク)・糊(ノリ)・土などをこねまぜてねばらせる。「粘土を―・る」「御飯つぶを―・って糊にする」 (3)繊維を灰汁(アク)などで煮て柔らかくする。《練》「生糸を―・る」 (4)金属を焼いてきたえる。《練・錬》「鉄ヲ―・ル/ヘボン(三版)」 (5)よりよいものとするために十分考えて修正を加える。《練》「よく―・られた文章」「構想を―・る」「対策を―・る」「想を―・る」 (6)学問・技芸などを練磨する。修養・経験などを積む。《練・錬》「技を―・る」「精神を―・る」 (7)皮を撓(イタ)める。なめし革にする。《練・煉》「皮を―・る」 (8)ひねる。ねじる。「焼大刀の手(タ)かみ押し―・り/万葉 1809」 (9)木の枝や蔓(ツル)などをたたき柔らかくして曲げる。「かの岡に萩かるをのこ縄をなみ―・るやねりそのくだけてぞ思ふ/拾遺(恋三)」 □二□(自動詞) (「る」とも書く) (1)列をつくって,ゆっくり進む。「提灯行列が大通りを―・って行く」 (2)あっちへ行ったりこっちへ行ったりして進む。「みこしが街中(マチナカ)を―・って行く」 (3)静かに歩く。ゆっくり歩く。おもむろに行く。「銀(シロガネ)の目貫の太刀をさげ佩(ハ)きて奈良の都を―・るは誰が子ぞ/神楽歌」 [可能] ねれる ■二■ (動ラ下二) ⇒ねれる

大辞林 ページ 151756 での練る単語。