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ね・る【練る・邌る】(自五)🔗⭐🔉
ね・る【練る・邌る】
〔自五〕
①静かに歩く。そろそろと行く。源氏物語末摘花「儀式官の―・り出でたる臂もち覚えて」。平家物語3「束帯ただしき老者がもとどりはなつて―・り出でたりければ」
②行列を整えて歩く。隊伍たいごを組んで行進する。
ね・る【練る・錬る・粘る・煉る】(他五)🔗⭐🔉
ね・る【練る・錬る・粘る・煉る】
〔他五〕
①絹を灰汁あくなどで煮て柔らかくする。宇津保物語蔵開上「―・りたるうち綾」。日葡辞書「イトヲネル」
②木の枝や蔓を柔らかくして曲げて作る。拾遺和歌集恋「かの岡に萩かる男縄をなみ―・るやねりその砕けてぞ思ふ」
③こねまぜて、ねばらせる。太平記18「泥に―・られたる魚の如くにて」。「粘土を―・る」「糊を―・る」
④精製する。為忠百首「潮―・るかまどの煙けをぬるみ雪もたまらぬあまのあばらや」
⑤革かわ類を撓たわめ作る。なめす。「皮を―・る」
⑥鉄などに焼きを入れ硬度を調える。精錬する。日葡辞書「カネヲネリキタウ」
⑦学問・技芸をみがく。心身を鍛える。修養をつむ。浮世床初「いやいや、爰ぢやとナ、気を丹田に―・つて、金壱分を胃の腑にとつと落付けてナ」。「人格を―・る」
⑧推敲すいこうする。何度も考えて一層よくする。「草案を―・る」「作戦を―・る」
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