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ねんげ-みしょう ―セウ [1] 【拈華微笑】🔗🔉

ねんげ-みしょう ―セウ [1] 【拈華微笑】 〔仏〕 〔五灯会元〕 釈迦が霊鷲山(リヨウジユセン)で華(ハナ)を拈(ヒネ)っていると,他の人々はその意を理解できなかったが,摩訶迦葉(マカカシヨウ)のみは理解して微笑した。そこで釈迦は,言語で説明できない仏教の真理が摩訶迦葉に伝わったと告げた,という説話。以心伝心による禅宗の伝法の始めを語る説話で,唐以後に作られたものらしい。

大辞林 ページ 151765 での拈華微笑単語。