複数辞典一括検索+

ねん-ぐ [0] 【年貢】🔗🔉

ねん-ぐ [0] 【年貢】 (1)田畑の耕作者が領主に毎年納入する貢租。普通,米・麦・大豆などの生産物を納めたが,鎌倉時代中期以降次第に銭納が多くなった。江戸時代には田は米納が原則で,畑は銭納も認められた。 (2)明治以降,小作料の称。

――の納め時(ドキ)🔗🔉

――の納め時(ドキ) 〔滞納を清算する時の意から〕 過去の悪事の償いをしなくてはならない時期。「そろそろ―だ」

ねんぐ-かいさい-もくろく [8] 【年貢皆済目録】🔗🔉

ねんぐ-かいさい-もくろく [8] 【年貢皆済目録】 江戸時代の地方(ジカタ)三帳の一。領主より農村に出す正規の年貢領収証。皆済目録。

ねんぐ-わりつけ [4] 【年貢割付】🔗🔉

ねんぐ-わりつけ [4] 【年貢割付】 江戸時代,地方三帳の一。決定された租税の額を,村方へ通告する帳簿。年貢割付帳。年貢可納(オサムベキ)割付。下げ札。

ねん-ぐん [1][0] 【捻軍】🔗🔉

ねん-ぐん [1][0] 【捻軍】 中国,清末の農民反乱軍。淮河(ワイガ)以北に分立していた遊侠の集団(捻子)が窮乏にあえぐ農民の参加を得て連合し,太平天国と協同作戦をとりつつ華北一帯を席巻(セツケン)した。1868年李鴻章(リコウシヨウ)の淮軍に討滅された。捻匪(ネンピ)。

ねん-げ [1] 【拈華】🔗🔉

ねん-げ [1] 【拈華】 華(ハナ)をひねること。一般には,拈華微笑(ミシヨウ)の故事を踏まえて用いられる。

ねんげ-みしょう ―セウ [1] 【拈華微笑】🔗🔉

ねんげ-みしょう ―セウ [1] 【拈華微笑】 〔仏〕 〔五灯会元〕 釈迦が霊鷲山(リヨウジユセン)で華(ハナ)を拈(ヒネ)っていると,他の人々はその意を理解できなかったが,摩訶迦葉(マカカシヨウ)のみは理解して微笑した。そこで釈迦は,言語で説明できない仏教の真理が摩訶迦葉に伝わったと告げた,という説話。以心伝心による禅宗の伝法の始めを語る説話で,唐以後に作られたものらしい。

ねん-けい [0] 【年契】🔗🔉

ねん-けい [0] 【年契】 二国以上の歴史を,年代順に対照列記した表。

ねん-げつ [1] 【年月】🔗🔉

ねん-げつ [1] 【年月】 年と月。歳月。としつき。「―を経る」

ねんけつ-たん [4][0] 【粘結炭】🔗🔉

ねんけつ-たん [4][0] 【粘結炭】 乾留すると融合してコークスになる石炭。良質のものは製鉄用にする。

大辞林 ページ 151765