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はく-きょい 【白居易】🔗🔉

はく-きょい 【白居易】 (772-846) 中国,中唐の詩人。号は香山居士また酔吟先生,字(アザナ)は楽天。官吏の職にあったが,高級官僚の権力闘争にいや気がさし,晩年は詩と酒と琴を三友とする生活を送った。その詩は平易明快で,「長恨歌(チヨウゴンカ)」「琵琶行」などは広く民衆に愛され,日本にも早くから伝わって,平安朝文学などに大きな影響を与えた。「秦中吟」「新楽府(シンガフ)」など,社会や政治の腐敗を批判した社会詩もある。詩文集「白氏文集」

大辞林 ページ 152103 での白居易単語。