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はした-な・い [4] (形)[文]ク はしたな・し🔗🔉

はした-な・い [4] (形)[文]ク はしたな・し (1)礼儀に外れていて品がない。上品ではない。下品だ。いやしい。なさけない。「そんな―・い言葉を口にするな」「―・いふるまい」 (2)どっちつかずのさまである。中途半端である。「ふる里にいと―・くてありければ心地まどひにけり/伊勢 1」 (3)きまりが悪い。まが悪い。「―・きもの,こと人を呼ぶに我ぞとてさし出でたる。物など取らする折はいとど/枕草子 127」 (4)そっけない。つれない。「うち過ぎなまほしけれど,あまり―・くやと思ひ返して/源氏(紅葉賀)」 (5)迷惑である。「大将の君,用なき物ども取り出でてけるかな,―・しと思ひ給へり/宇津保(蔵開中)」 (6)程度がはなはだしい。「雨風―・くて,帰るに及ばで/宇治拾遺 1」 [派生] ――さ(名)

大辞林 ページ 152177 での単語。