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はっ-さく [0] 【八朔】🔗⭐🔉
はっ-さく [0] 【八朔】
(1)陰暦八月朔日(ツイタチ)の称。古く農家で,新穀の贈答や豊作祈願・予祝などの行事が行われ,のち一般化して,贈答の慣習を生んだ。江戸時代には,徳川家康江戸入府の日にあたることから,諸大名・旗本は白帷子(シロカタビラ)を着て登城し,祝詞を述べた。また,江戸吉原では,紋日(モンビ)とされ,遊女は白小袖を着た。[季]秋。
(2)陰暦八月一日前後に吹く強い風。
(3)ミカンの一品種。広島県で多く栽培される。果実は夏ミカンよりやや小さく果皮がなめらかで甘みがある。温州ミカンと夏ミカンの中間の時期に出回る。
大辞林 ページ 152297 での【八朔】単語。