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はつ-むかし [3] 【初昔】🔗🔉

はつ-むかし [3] 【初昔】 (1)上等の抹茶の銘の一。白みを帯びた茶。徳川将軍家で後昔(アトムカシ)とともに愛飲された。後昔より古くから製せられていたことによる名という。後世,「昔」を「廿一日」の合字とし,旧暦三月二一日,あるいは八十八夜を含む前後二一日のうち,初昔は前一〇日に,後昔は後一〇日に摘んで製した茶などと付会された。 (2)元日に前年をさしていう語。旧年(フルトシ)。

大辞林 ページ 152333 での初昔単語。