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はな-の-もと [5] 【花の本・花の下】🔗⭐🔉
はな-の-もと [5] 【花の本・花の下】
(1)花の咲いている木の下。「鶯の鳴きつる声にさそはれて―にぞ我は来にける/後撰(春上)」
(2)〔鎌倉時代に寺社のしだれ桜の下で行われた連歌興行に由来する〕
連歌・俳諧の宗匠の称号。初め地下(ジゲ)の連歌師をいったが,室町時代からは連歌の第一人者の称となった。豊臣秀吉が里村昌叱にこれを認める朱印状を与え,江戸時代には里村家の世襲となった。俳諧では二条家が加藤暁台にこの称を許したのが初めと言われる。
(3)第一人者。「両大将を弓矢の―に申す中にも信長は/甲陽軍鑑(品一四)」
大辞林 ページ 152381 での【花の本】単語。