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は・ねる [2] 【撥ねる】 (動ナ下一)[文]ナ下二 は・ぬ🔗⭐🔉
は・ねる [2] 【撥ねる】 (動ナ下一)[文]ナ下二 は・ぬ
〔「跳ねる」と同源〕
(1)ぶつかってはじきとばす。はねとばす。「車に―・ねられる」「車が泥水を―・ねる」
(2)基準に合わないものを除き去る。「面接で―・ねられた」「悪者の子ぢや故に―・ね出されてをるであろ/浄瑠璃・千本桜」
(3)人の取り分の一部を自分のものにする。「上前を―・ねる」「一文―・ねて六文にして/浄瑠璃・丹波与作(中)」
(4)拒絶する。はねつける。「口説(クド)いたら,体(テイ)よく―・ねられた/執着(秋江)」
(5)先端を上に向ける。「毛先を上に―・ねる」「漕ぎ来る船沖つかいいたくな―・ねそ/万葉 153」
(6)文字を書くとき,字画の最後を勢いよく上方に上げる。「『干』のたての棒は―・ねない」
(7)仮名「ん」で書く音に発音する。「―・ねる音(=撥音)」
大辞林 ページ 152406 での【撥ねる動ナ下一】単語。