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はま-ぐり [2] 【蛤・文蛤・蚌】🔗🔉

はま-ぐり [2] 【蛤・文蛤・蚌】 (1)〔「浜栗」の意という〕 海産の二枚貝。貝殻は丸みをおびた三角形で,表面は平滑で光沢がある。色彩は変化が多いが,黄褐色の地に栗色の紋様のあるものが多い。内面は白色で陶器質。肉は食用とし,貝殻は焼いて胡粉(ゴフン)を作る。日本では北海道南部以南の内湾の砂泥にすむ。養殖も盛ん。[季]春。《―を掻く手にどゞと雄波かな/虚子》 (2){(1)}の貝殻。貝合わせに用いたり,膏薬(コウヤク)を入れる容器として用いた。 (3)女陰をいう。「お前の―ならなほうまからう/滑稽本・膝栗毛 5」

大辞林 ページ 152437 での単語。