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はまぐち-おさち ―ヲサチ 【浜口雄幸】🔗⭐🔉
はまぐち-おさち ―ヲサチ 【浜口雄幸】
(1870-1931) 政治家。高知県生まれ。東大卒。立憲同志会・憲政会に参加。衆議院議員。蔵相・内相を経て立憲民政党の総裁となり1929年(昭和4)組閣。緊縮財政・金解禁を実施,ロンドン軍縮条約に調印。30年東京駅頭で右翼に狙撃され,翌年死亡。
はまぐち-ごりょう 【浜口梧陵】🔗⭐🔉
はまぐち-ごりょう 【浜口梧陵】
(1820-1885) 幕末の志士・実業家。紀伊の人。七代目儀兵衛。家業は銚子の醤油醸造業。開国論を唱え,紀州藩藩政に関与,社会事業にも貢献。
はま-ぐり [2] 【蛤・文蛤・蚌】🔗⭐🔉
はま-ぐり [2] 【蛤・文蛤・蚌】
(1)〔「浜栗」の意という〕
海産の二枚貝。貝殻は丸みをおびた三角形で,表面は平滑で光沢がある。色彩は変化が多いが,黄褐色の地に栗色の紋様のあるものが多い。内面は白色で陶器質。肉は食用とし,貝殻は焼いて胡粉(ゴフン)を作る。日本では北海道南部以南の内湾の砂泥にすむ。養殖も盛ん。[季]春。《―を掻く手にどゞと雄波かな/虚子》
(2){(1)}の貝殻。貝合わせに用いたり,膏薬(コウヤク)を入れる容器として用いた。
(3)女陰をいう。「お前の―ならなほうまからう/滑稽本・膝栗毛 5」
――能(ヨ)く気を吐(ハ)いて楼台(ロウダイ)をなす🔗⭐🔉
――能(ヨ)く気を吐(ハ)いて楼台(ロウダイ)をなす
〔史記(天官書)〕
古く中国で,大蛤(=蜃(シン))が吐く気で海中から楼台の形があらわれるとされていたこと。
→蜃気楼(シンキロウ)
はまぐり-なべ [5] 【蛤鍋】🔗⭐🔉
はまぐり-なべ [5] 【蛤鍋】
蛤のむき身と焼豆腐・ねぎなどを味噌または塩で味をつけ,煮ながら食べる鍋料理。はまなべ。
はまぐり-ば [4] 【蛤刃】🔗⭐🔉
はまぐり-ば [4] 【蛤刃】
刃物の,鎬(シノギ)から刃までの間を蛤の貝殻のようなふくらみをもたせて研ぎ上げたもの。丸刃。
はまぐり-ごもん 【蛤御門】🔗⭐🔉
はまぐり-ごもん 【蛤御門】
京都御所外郭門の一。西側の下立売御門の北,中立売御門の南にある。
はまぐりごもん-の-へん 【蛤御門の変】🔗⭐🔉
はまぐりごもん-の-へん 【蛤御門の変】
1864年7月,前年の八月一八日の政変で京都を追われた長州藩が,形勢挽回(バンカイ)のため京都に兵を進め,会津・薩摩藩などの兵と蛤御門付近で交戦して敗れた事件。禁門の変。
→長州征伐
大辞林 ページ 152437。