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はや・い [2] 【早い・速い】 (形)[文]ク はや・し🔗⭐🔉
はや・い [2] 【早い・速い】 (形)[文]ク はや・し
(1)(「疾い」「捷い」とも書く)動作・作用の進行にかかる時間が短い。進む程度が大きい。すみやかだ。《速》
⇔遅い
「彼は仕事が―・い」「この川は流れが―・い」「頭の回転が―・い」「時の経つのが―・い」
(2)(ア)時間的に前である。《早》
⇔遅い
「予定より―・く帰国する」「どうせ申し込むなら―・いほうがいい」「朝は―・く起きる」(イ)まだその時期でない。《早》「あきらめるのは―・い」「話すのはまだ―・い」
(3)事が簡単に済む。てっとり早い。「直接会って話すほうが―・い」
(4)(「…するがはやいか」「…するよりはやく」などの形で)続いてすぐ物事が行われるさまをいう。…するやいなや。「席に着くが―・いか発言を求める」
(5)勢いが強い。激しい。「吉野河水の心は―・くとも滝の音には立てじとぞ思ふ/古今(恋三)」
(6)香が強い。「恐づ恐づ筥(ハコ)の蓋を開けたれば,丁子の香極(イミ)じく―・う聞(カガ)ゆ/今昔 30」
→早く
[派生] ――さ(名)
[慣用] 足が―・気が―・手が―・耳が―/遅かれ早かれ
大辞林 ページ 152455 での【早い形】単語。