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ひかげ-の-かずら ―カヅラ [5][0] 【日陰の蔓・日陰の鬘】🔗🔉

ひかげ-の-かずら ―カヅラ [5][0] 【日陰の蔓・日陰の鬘】 (1)ヒカゲノカズラ科の常緑多年生シダ植物。山地に自生。茎は地を這(ハ)って長く伸び,ところどころで叉状に分岐する。葉は短い線形。夏,枝先から細い花茎を直立し,淡黄緑色の胞子嚢穂(ホウシノウスイ)をつける。胞子は石松子(セキシヨウシ)といい薬用にする。ヒカゲカズラ。カミダスキ。漢名,石松。 (2)昔,大嘗祭(ダイジヨウサイ)などの神事に,冠の笄(コウガイ)の左右に結んで垂れ下げた青色または白色の組糸。もと植物のヒカゲノカズラを用いたための称。ひかげかずら。かずらがけ。ひかげのいと。 日蔭の蔓(1) [図] 日陰の蔓(2) [図]

大辞林 ページ 152733 での日陰の蔓単語。