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ひかげ-の-いと 【日陰の糸】🔗🔉

ひかげ-の-いと 【日陰の糸】 「日陰の蔓(カズラ){(2)}」に同じ。「―,結びてとてたまへりければ/道綱母集」

ひかげ-の-かずら ―カヅラ [5][0] 【日陰の蔓・日陰の鬘】🔗🔉

ひかげ-の-かずら ―カヅラ [5][0] 【日陰の蔓・日陰の鬘】 (1)ヒカゲノカズラ科の常緑多年生シダ植物。山地に自生。茎は地を這(ハ)って長く伸び,ところどころで叉状に分岐する。葉は短い線形。夏,枝先から細い花茎を直立し,淡黄緑色の胞子嚢穂(ホウシノウスイ)をつける。胞子は石松子(セキシヨウシ)といい薬用にする。ヒカゲカズラ。カミダスキ。漢名,石松。 (2)昔,大嘗祭(ダイジヨウサイ)などの神事に,冠の笄(コウガイ)の左右に結んで垂れ下げた青色または白色の組糸。もと植物のヒカゲノカズラを用いたための称。ひかげかずら。かずらがけ。ひかげのいと。 日蔭の蔓(1) [図] 日陰の蔓(2) [図]

ひかげ-もの [0] 【日陰者】🔗🔉

ひかげ-もの [0] 【日陰者】 (1)公然とは世の中に出られない身の上の人。日陰の身。 (2)世に知られずうずもれて暮らす人。

ひ-かげ [0] 【日影】🔗🔉

ひ-かげ [0] 【日影】 (1)日の光。日光。日ざし。「天井,障子には―が射し/魔風恋風(天外)」 (2)日あし。昼間の時間。 (3)「日陰{(1)}」に同じ。

ひかげ-きせい [4] 【日影規制】🔗🔉

ひかげ-きせい [4] 【日影規制】 中高層建築物の高さなどを,隣地に及ぼす日影によって制限する規制。用途地域に応じて,日影になる時間の長さなどが設定されている。建築基準法により1976年(昭和51)創設。

ひかげ-ず ―ヅ [3] 【日影図】🔗🔉

ひかげ-ず ―ヅ [3] 【日影図】 建築物が直射日光をさえぎってつくる影の一日の時刻ごとの形状を表す図。にちえいず。

ひ-かげ 【火影】🔗🔉

ひ-かげ 【火影】 火のひかり。ほかげ。「(手紙ヲ)あけて―に見れば/蜻蛉(下)」

ひ-がけ [0] 【日掛(け)】🔗🔉

ひ-がけ [0] 【日掛(け)】 (1)貯金や保険のために,一定の額の金を毎日出すこと。「―貯金」 (2)無尽(ムジン)の一種。掛け金を毎日出し合うもの。日掛け無尽。

大辞林 ページ 152733