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ぼう-ず バウ― [1] 【坊主】🔗🔉

ぼう-ず バウ― [1] 【坊主】 (1)もと,寺院内の一坊の主僧。寺房の住職。転じて,僧侶全般の俗称。 (2)〔僧侶の剃髪(テイハツ)した頭との類似性から〕 (ア)髪を剃(ソ)ったり,短く刈った頭。毛のない頭。また,その人。「―頭」「丸―」(イ) 〔剃髪の習慣が昔あったところから〕 男の幼児を親しみ,またはぞんざいにいう語。「うちの―は今一年生だ」(ウ)表面をおおうべきものがない状態やものをたとえていう。「冬になり,木々が―になる」「土地開発で,山が―になった」(エ)花札で,すすき(八月の札)の二〇点札。 (3)釣りで,えものが全くないこと。おでこ。 (4)室町・江戸幕府の職名の一つ。剃髪・法服で茶の湯や給仕など城内の雑用を務めた。奥坊主・表坊主・数寄屋坊主などがある。 (5)芸事や学問などの師で,頭を丸めている人。師匠。 (6)他の語の下に付けて用いる。(ア)親しみの気持ちを含んで,そのような男の子の意を表す。「やんちゃ―」(イ)あざけりの気持ちを含んで,そのような人の意を表す。「三日―」「なまけ―」

大辞林 ページ 154225 での坊主単語。