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ほっそう-しゅう ―サウ― [3] 【法相宗】🔗🔉

ほっそう-しゅう ―サウ― [3] 【法相宗】 中国一三宗・南都六宗の一。唐の玄奘(ゲンジヨウ)が伝えた護法・戒賢の系統の唯識説をその弟子の窺基(キキ)が大成したもの。「成唯識論」などをよりどころとして一切の存在・事象を五位百法に分類し,すべての実在の根源は阿頼耶識(アラヤシキ)にあるとする。日本へは653年道昭により初めて伝えられ,のち,さらに三度伝来された。元興寺・興福寺を中心に奈良時代に盛んに行われた。現在の本山は興福寺と薬師寺。慈恩宗。唯識宗。

大辞林 ページ 154435 での法相宗単語。