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ほど (副助)🔗⭐🔉
ほど (副助)
〔名詞「ほど(程)」から。中世以降の語〕
体言および体言的なもの,活用語の連体形などに付く。
(1)多く数量を表す語や指示代名詞などに付いて,おおよその分量・程度を表す。「あと五百万―あれば,土地が買えるのだが」「これ―言うのにわからないのか」
(2)ある特徴的な事柄をあげて,それにより動作・状態の程度を表す。「かわいそうな―,しょげかえっている」「予算総額からいえば,そんな費用などなに―のこともない」「泣きたい―腹が立つ」
(3)(下に打ち消しの語を伴って)程度を比べる基準を表す。「今年は,いつも―暑くはない」「病気見舞い―うれしいものはない」
(4)(多く「…するほどに」「…ば…ほど」の形で用いられて)一方の程度が高まるに比例して,他方も高まるという意を表す。…するにつれてますます。「火事は,発見が早ければ早い―,消しとめられる」「見れば見る―美人だ」「地位が高い―,腰が低いものだ」
大辞林 ページ 154455 での【副助】単語。