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ほん 【本】🔗🔉

ほん 【本】 ■一■ [1] (名) □一□ (1)書物。書籍。「―を読む」「漫画の―」「書いたものを一冊の―にまとめる」 (2)脚本。台本。「キャストより,―のよしあしが問題だ」 □二□ (1)もとになるもの。もとのもの。「物語・集など書き写すに―に墨つけぬ/枕草子 75」 (2)てほん。模範。「これをこそ今生にさとりをひらく―とはまうし候へ/歎異抄」 (3)基本。根本。「人は正直を―とする事,是神国のならはせなり/浮世草子・永代蔵 4」 (4)本当であること。「徳様は何やら訳(ワケ)の悪いこと有て,たんとぶたれさんしたと聞たが,―か/浄瑠璃・曾根崎心中」 ■二■ (接頭) 名詞に付く。 (1)いま現に問題にしているもの,当面のものである意を表す。「―席」「―事件」 (2)それが話している自分にかかわるものであることを表す。「―大臣」 ■三■ (接尾) 助数詞。 (1)細長い物の数を数えるのに用いる。「一―杉」「棒が三―」「牛乳五―」 (2)剣道・柔道などで,技(ワザ)の数を数えるのに用いる。「三―勝負」「一―とる」 〔「さんぼん」「いっぽん」などのように,撥音に続くときは濁音に,促音に続くときは半濁音になる〕

大辞林 ページ 154529 での単語。