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まくら-ことば [4] 【枕詞】🔗🔉

まくら-ことば [4] 【枕詞】 (1)昔の歌文に見られる修辞法の一。特に和歌などで,特定の語句に冠して,修飾しあるいは句調を整える語句をいう。修飾する語と修飾される語との間には一定のきまりがあり,個人の創造が許されない点で,序詞と区別される。五音のものが最も多いが,三音・四音,また七音のものもある。平安時代より現代に至るまで発語・歌枕・諷詞・冠辞・頭辞・かぶり・よそひ・かざし・玉かづら等種々の名称がある。枕詞の名称は室町時代頃から見られる。「あしひきの」「あらたまの」「たらちねの」など。 (2)転じて,前置きの言葉。「―が長い」 (3)寝物語。「独寝の―ぞ恨みなる/謡曲・菊慈童」

大辞林 ページ 154686 での枕詞単語。