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まつ-ばやし [3] 【松囃子・松拍子】🔗🔉

まつ-ばやし [3] 【松囃子・松拍子】 (1)中世,正月に行われた囃子物。町村で組を作って趣向をこらし,権門勢家を訪れて祝言を述べたもの。のち,猿楽の太夫が将軍家などで勤めた。現在,民俗芸能として熊本県菊池市・福岡市などに残る。飾り囃子。 (2)江戸時代,正月に行われた謡初め。将軍家や公家では三日に各座の能楽太夫を招いて行い,一般では三日から一五日の間に行なった。

大辞林 ページ 154802 での松囃子単語。