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まんよう-がな ―エフ― [0][3] 【万葉仮名】🔗🔉

まんよう-がな ―エフ― [0][3] 【万葉仮名】 〔万葉集に多く用いられたところからの名〕 日本語を表記するために表音文字として用いた漢字。平仮名・片仮名ができる以前,漢字の音や訓によって「波流(春)」「八間跡(やまと)」のように,その漢字本来の意味とは異なる日本語の音を書き記したもの。漢字の音を用いた音仮名,漢字の訓を用いた訓仮名,戯書などがある。普通は,一字で一音節を表すものをいう。五世紀頃の金石文に見え始め,上代には日本語を表記するのに広く用いられた。中古において平仮名・片仮名が発達した後も,漢文訓読・宣命・真名本などに使われた。真仮名。男仮名。

大辞林 ページ 154954 での万葉仮名単語。