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みみ [2] 【耳】🔗🔉

みみ [2] 【耳】 (1)脊椎動物の頭部にあって聴覚と平衡覚をつかさどる器官。左右一対あり,哺乳類と一部の鳥類では外耳・中耳・内耳の三部から成る。また,外耳のうち外から見える耳殻や外耳道をさす場合がある。魚類は内耳のみ,両生類・爬虫類は内耳と中耳をもつ。 (2)音を聞いたり聞きわけたり情報を集めたりする力。聴力。「―が遠い」「―が早い」「地獄―」 (3)織物・紙・食パンなどの端の方の部分。「パンの―」「織物の―」 (4)耳に似た形のもの。特に器物の取っ手。「なべの―」 (5)本の部分の名。本製本で,表紙の平と背の境目のやや隆起した部分。 →製本 (6)のれん・わらじ・針などのひもを通すための輪。乳(チ)。 (7)江戸時代,兜(カブト)の吹き返しの俗称。 (8)大判・小判のへり。転じて,その枚数。「千両の小判,―が欠けてもならぬ/浄瑠璃・傾城酒呑童子」 耳(1) [図]

大辞林 ページ 155168 での単語。