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みょう-ぶ ミヤウ― [1] 【命婦】🔗🔉

みょう-ぶ ミヤウ― [1] 【命婦】 (1)律令制で,婦人の称号の一。五位以上の位階を有する婦人を内命婦,五位以上の官人の妻を外命婦(ゲミヨウブ)という。平安中期頃からは,中級の官位の女官や中臈(チユウロウ)の女房の総称となった。この種の命婦は,父や夫の官名によって,靭負(ユゲイ)の命婦・大輔(タイフ)の命婦などと呼ばれた。 (2)中世,稲荷(イナリ)の神の使いである狐(キツネ)の異名。

大辞林 ページ 155220 での命婦単語。