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む-と
す (連語)🔗⭐🔉
む-と
す (連語)
〔推量の助動詞「む」に,格助詞「と」とサ変動詞「す」の付いたもの。「む」は,後世「ん」と発音されたため,「んとす」とも書かれる〕
(1)目前にないこと,まだ実現していないことについて予想し推量する意を表す。…であるだろう。…だろう。「畝火山木の葉さやぎぬ風吹か―
す/古事記(中)」「いかなる物の隙(ヒマ)に消えうせ―
すらむ/源氏(手習)」
(2)話し手の意志や決意を表す。…するつもりだ。…するようにしよう。「いとはつらく見ゆれど志(ココロザシ)はせ―
す/土左」「いま秋風吹かむ折ぞ来―
する/枕草子 43」「一たびは仏籬祖室の扉に入ら―
せしも/幻住庵記」
〔この語から推量の助動詞「むず」が成立した〕
→むず(助動)
す (連語)
〔推量の助動詞「む」に,格助詞「と」とサ変動詞「す」の付いたもの。「む」は,後世「ん」と発音されたため,「んとす」とも書かれる〕
(1)目前にないこと,まだ実現していないことについて予想し推量する意を表す。…であるだろう。…だろう。「畝火山木の葉さやぎぬ風吹か―
す/古事記(中)」「いかなる物の隙(ヒマ)に消えうせ―
すらむ/源氏(手習)」
(2)話し手の意志や決意を表す。…するつもりだ。…するようにしよう。「いとはつらく見ゆれど志(ココロザシ)はせ―
す/土左」「いま秋風吹かむ折ぞ来―
する/枕草子 43」「一たびは仏籬祖室の扉に入ら―
せしも/幻住庵記」
〔この語から推量の助動詞「むず」が成立した〕
→むず(助動)
大辞林 ページ 155371 での【連語】単語。